東日本大震災により被災された方々に少しでも力になれないかと考え、貝塚市民へ向けた事業を東日本大震災義捐チャリティーの意味も含め開催するに至った。また、地域資源を有効に活用した事業を地元に根付かせることにより、地域の活性化や観光化の一環としたいという想いから始まり、地域の絆を深めることで、万が一の事態にも市民で対応できる深い絆ある強い貝塚市と誇りある貝塚市を考える機会が今必要であると考え、「LIGTH AND STAR ART 〜ひかりと星空への招待〜」を開催した。初年度となる2012年は延べ１万人の動員に成功し、2013年以降も継続して開催されており、毎年多くの来場者を楽しませている。
本事業には、大きく３つのテーマを設けている。（１）本事業では、貝塚市を市民全員で盛り立てようと考えている。そこで、物は豊かになったが人とのつながりが薄れゆく現代、地域の人々が集い語り合う場所を作ることで、地域の人々の連帯感が生まれ、さらに本事業に参加協力して貰う事により地元貝塚の素晴らしさを再確認し、地元愛が芽生え貝塚発展、さらに地元産業の発展につながればと思い、当地域の有力な観光資源である二色の浜において、イルミネーションを実施。人と人とのつながりや「絆」は、普段は言葉にできない感謝や愛の言葉を夏の夜空に輝く星やイルミネーション＋BGMというシチュエーションに添えて伝えることで｢絆｣を再確認できる。（２）各企業にブース出展してもらい地域の人々に地元産業の素晴らしさを体感してもらう。知ってそうで知らなかった事や新しい発見や様々な気付きがあることで市民の関心が深まり、地域の活性化につながる。地元産業への理解を深める場とし、地域と企業の｢絆｣を深める場を設ける。（３）地域問題のひとつでもある二色の浜の防犯とゴミ問題を共に考え、参加者全員で活動する機会とした。地元の名所に誇りや愛着を持ち綺麗な砂浜には人が集まる。そこで、二色の浜のルールについても参加者に伝え、よりいっそうのマナー向上を目指した。